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令和5年12月11日(月)授業研究会(4年生)

 今日は、淑徳大学の山本直子特任教授を指導者に迎え、4年2組で国語科の校内授業研究会を行いました。教材名は「プラタナスの木」。小学4年生の少年が一人の老人との出会いと交流によって、自然への見方・考え方を変容させる物語です。物語の中心人物マーちんは、いつも一緒に遊ぶ仲良し4人組で、学校が終わるとプラタナス公園でサッカーをして遊びます。ある日、公園で一人のおじいさんと出会います。おじいさんが話す「木の根の話」に対して、初めは意味がよく分からなかったマーちんですが、夏休みの出来事を通して少しずつ理解を深めていきます。夏休み明け、プラタナス公園にあった、プラタナスの木が切り株だけになってしまったことで、再度おじいさんの話を思い出し、自然への見方・考え方を変容させていきます。最初は、ほとんど意識したことのないプラタナスの木に対する思いが、なぜ、どのように変わっていったのかを考えました。会話文が少なく、マーちんの心の中の思いを中心に読み解く少々難しい内容でしたが、子供たちは一生懸命考えていました。授業後の研究協議では、子供たちと先生方の頑張りが伝わるよい授業だったと山本先生からお褒めの言葉をいただくとともに、さらによい授業にするにはについて、協議を行ないました。